営業資料では説明に20~30分かかるのに、見込み客はページをめくり続けてくれない。ホームページに掲載しても「複雑で何をしている会社か分からない」という問い合わせが来る。採用ページを見ても応募者が「実際の仕事内容」を理解していない——こんな悩みはありませんか。
実は、こうした課題の多くは「営業資料や文章だけでは、複雑な事業内容が伝わっていない」という根本問題が原因です。そこで注目されているのが「事業紹介動画」です。事業紹介動画とは、企業の事業内容や強みを短い動画で分かりやすく伝えるコンテンツのこと。導入企業の中には、商談数が2倍に増えたり、採用応募数が30%以上改善したりする事例も数多くあります。
本記事では、事業紹介動画で成果を出すために知っておきたい制作メリット、費用相場、実際の企業事例、失敗しないポイント、制作ステップをまとめました。営業効率を上げたい、採用活動を強化したい、企業ブランドを向上させたい——そんなみなさんの課題解決の手助けになれば幸いです。
事業紹介動画とは|営業資料との決定的な違い
目次
事業紹介動画とは、企業の事業内容、サービス、企業文化、働き方などを短い動画形式で視覚的に伝えるコンテンツです。営業資料やホームページの文章では伝わりきらない、企業の「本質的な価値」を、動画という手段で相手の心に届けます。
事業紹介動画と営業資料の比較——何が違うのか
事業紹介動画と営業資料は、同じ情報を伝えるようでいて、実は根本的に異なります。以下の比較表をご覧ください。
| 項目 | 営業資料 | 事業紹介動画 |
|---|---|---|
| 説明時間 | 20~30分 | 1~5分 |
| 相手の負担 | 高い(ページをめくり続ける) | 低い(受動的に視聴) |
| 記憶定着率 | 低い(複数情報は覚えられない) | 高い(視覚と音声で記憶に残る) |
| 説得力の源 | データと数字 | 人の表情、語り方、想い |
| 製作期間 | 1~2週間 | 2~4週間 |
| 修正の容易さ | 容易 | やや手間(編集が必要) |
| 配置方法 | 営業面談、メール添付 | HP、営業メール、SNS、LP |
| 相手の行動 | 「覚える」努力を強いられる | 「印象が残る」自然な流れ |
営業資料は「企業側が説明したいこと」を詰め込みがちですが、事業紹介動画は「相手に残したい1つの印象」に絞り込まれています。ここが、営業効果に大きな差を生む理由なのです。
事業紹介動画が必要とされるようになった理由
事業紹介動画が注目されている背景には、3つの時代的背景があります。
1. 動画視聴が日常化した
総務省の通信利用動向調査によると、動画視聴サービスの利用率は70%を超えました。特に企業の意思決定層(40~50代経営者)でも、YouTubeなどの動画視聴が当たり前になっています。
2. スマートフォン普及率の上昇
営業資料をスマートフォンで見るのは、正直ストレスです。しかし短い事業紹介動画なら、移動中や隙間時間に視聴できます。
3. 複雑な事業説明の需要増
SaaS企業、コンサルティング企業、HR Tech企業など、事業内容が複雑な企業ほど、営業資料では理解されにくい傾向にあります。事業紹介動画なら、その複雑さを「シンプルに」「視覚的に」伝えられるのです。
事業紹介動画で商談数が2倍になる理由——3つの制作メリット
事業紹介動画を導入した企業が、なぜ商談数や採用応募数を大幅に増やしているのか。その理由は、営業プロセスの根本が変わるからです。
メリット1|営業説明の時間が1/4に短縮される
営業資料での説明には20~30分かかります。その間、見込み客は「複雑だな」「よく分からない」と感じながら、我慢してページをめくり続けます。
一方、事業紹介動画なら3~5分で、事業の本質が理解できます。結果として、営業担当者は説明時間を大幅に削減でき、その時間を「相手の課題ヒアリング」「提案」に充てられるようになります。これが、商談の質を高め、受注率向上につながるのです。
さらに、営業資料を「準備する時間」も削減されます。毎回同じ説明資料を作成する必要がなくなり、営業チーム全体の業務効率が上がります。
メリット2|見込み客の「理解度」と「購買意欲」が同時に高まる
営業資料は、相手に「覚える」という努力を強います。複数の機能説明、導入メリット、価格情報——これらを短時間で理解・記憶することは、実は非常に難しいのです。
事業紹介動画は、この負担を取り除きます。動画は「視覚」と「聴覚」の両方を刺激するため、情報が脳に残りやすい。さらに、営業担当者の「表情」「語り方」「想い」が伝わるため、営業資料には決して生まれない「人間的な説得力」が生まれます。
実際の企業事例では、事業紹介動画を見た見込み客が、単なる情報理解を超えて、「この会社で働きたい」「このサービスを導入したい」という感情的な購買欲求まで持つようになります。これが、商談化率向上の大きな理由なのです。
メリット3|採用活動、ブランディング、SNS発信に同時活用できる
事業紹介動画の優れた点は、1つの動画を複数の用途で活用できることです。
- 採用活動:新卒採用ページ、キャリア採用ページに掲載
- 営業活動:営業メール、HP、提案資料に組み込み
- ブランディング:SNS(YouTube、LinkedIn、TikTok)での発信
- 顧客教育:既存顧客へのオンボーディング、サービス説明
営業資料は営業用途に限定されますが、事業紹介動画は組織全体の複数ニーズを満たします。つまり、投資対効果が非常に高いコンテンツなのです。
事業紹介動画の種類と用途別の選び方
「事業紹介動画を作りたい」と思っても、実は用途によって、必要な動画のタイプは異なります。みなさんの課題に応じた、最適な事業紹介動画を選ぶことが重要です。
営業用事業紹介動画
用途:営業資料の代わりに、営業メールやHP、提案の際に使用
特徴
- 尺:1~3分
- 内容:事業内容、解く課題、企業の強み
- トーン:ビジネス寄り、信頼感重視
- 出演:営業責任者、経営者、実務担当者
- 制作費用目安:30~80万円
営業用事業紹介動画の成功のポイントは、「相手の課題をいかに早く理解させるか」です。冒頭3秒で「この企業は何を解く企業か」を伝えることが何より重要です。
採用・リクルート用事業紹介動画
用途:採用ページに掲載、採用説明会での活用
特徴
- 尺:1~5分
- 内容:事業内容、企業文化、働き方、キャリアパス
- トーン:親近感重視、等身大の表現
- 出演:若手社員、中堅社員へのインタビュー
- 制作費用目安:40~100万円
採用用事業紹介動画は、「この会社で働く意味」「どんな環境で働けるか」を視覚的に伝えることが目的です。営業用とは異なり、求職者の感情に訴える表現が効果的です。
HP掲載用事業紹介動画
用途:企業ホームページの「サービス紹介」「会社紹介」ページに掲載
特徴
- 尺:2~5分
- 内容:企業概要、事業ポートフォリオ、社会的意義
- トーン:プロフェッショナル、ブランドイメージ重視
- 出演:経営者、複数部門の担当者
- 制作費用目安:50~150万円
HP掲載用は、訪問者の「企業理解」を深めることが目的です。営業トークよりも、企業の姿勢や価値観をシンプルに伝えることが効果的です。
SNS配信用事業紹介動画(短尺版)
用途:YouTube Shorts、TikTok、Instagramでの配信
特徴
- 尺:15~60秒
- 内容:事業紹介の「要点」のみ
- トーン:カジュアル、視覚効果重視
- 出演:若手社員、経営者
- 制作費用目安:10~30万円
短尺版は、フルサイズの事業紹介動画から派生させることも可能です。SNS時代には、短くて分かりやすいコンテンツほど、拡散効果が高まります。
事業紹介動画で失敗しない5つのポイント
事業紹介動画を制作する際に、多くの企業が陥りやすい失敗パターンがあります。以下の5つのポイントを押さえることで、効果的な事業紹介動画を作ることができます。
ポイント1|制作前に「伝える1つのメッセージ」を限定する
事業紹介動画で最も重要なのは、「伝えることは1つだけ」という制約です。
営業資料は複数の強みを説明します。「高い技術」「安い価格」「充実したサポート」——複数のメリットを詰め込みがちです。しかし、相手の記憶に残るのは、常に「1つの印象」だけなのです。
事業紹介動画を作る前に、「この企業の、この事業の、最も伝えたい価値は何か」を言語化してください。
例
- 「複雑なSaaS導入を、シンプルに支援する企業」(1メッセージ)
- 「新しいキャリアモデルを実現する企業」(1メッセージ)
- 「業界の常識を変える企業」(1メッセージ)
複数の強みがあっても、その中から「最も伝えたいメッセージ」を1つに絞ってください。
ポイント2|対象者を明確にする——営業用 vs 採用用で内容が変わる
事業紹介動画は、「誰に見せるか」で内容が大きく変わります。対象者を曖昧なまま制作すると、誰にも刺さらない中途半端な動画になってしまいます。
営業用の場合
- 対象:企業の意思決定層(経営者、役員)
- 内容:課題解決能力、導入メリット、信頼性
- トーン:ビジネス寄り、データ重視
採用用の場合
- 対象:求職者(新卒~中途採用候補者)
- 内容:企業文化、働き方、キャリアパス
- トーン:親近感重視、等身大表現
同じ企業でも、営業用と採用用では、伝えるべきメッセージが異なるのです。制作前に「この事業紹介動画の対象者は誰か」を明確に定義してください。
ポイント3|冒頭3秒で視聴者をつかむ設計
事業紹介動画の視聴者は、冒頭3秒で「続きを見るか、スキップするか」を判断します。
営業資料では冒頭で「会社概要」「沿革」といった背景説明から始まりますが、事業紹介動画では「この企業は何を解く企業か」という『核心』を冒頭で提示してください。
冒頭3秒の例
- 「複雑なシステム導入を、30日で完成させます」
- 「年収が上がる転職、実現します」
- 「業界の常識を変える技術があります」
冒頭で「核心」を示すことで、視聴者は「この企業は何をしているのか」をすぐに理解し、続きを見たくなるのです。
ポイント4|配置場所とタイミングを計画する
事業紹介動画は、「どこに配置するか」によって、効果が大きく変わります。優れた事業紹介動画でも、誰も見ない場所に配置されていては、意味がありません。
最適な配置場所
- ホームページのファーストビュー:訪問者全員が見る可能性が高い
- 営業メールの冒頭:営業の初期接触で視聴を促す
- 採用ページのトップ:求職者の企業理解を促進
- LinkedIn、YouTube:社外への認知拡大
- 提案資料内:営業提案の説得力向上
配置場所と同じくらい重要なのが「タイミング」です。例えば、営業メールの冒頭に事業紹介動画を置くことで、メール開封率や返信率が改善する事例も多くあります。
ポイント5|制作後の測定と改善体制を作る
事業紹介動画を制作して終わり、ではありません。重要なのは「作った後の測定と改善」です。
測定すべきKPI
- 視聴回数:動画がどのくらい見られているか
- 視聴完了率:最後まで見てくれているか(目標:70%以上)
- クリック数:動画から他のページへ遷移しているか
- 商談化数:動画視聴後に商談に進んでいるか
- 応募数:採用動画の場合、応募数の増減
これらのデータを定期的に確認し、「冒頭3秒で視聴を継続されていないなら、オープニングを修正する」「視聴完了率が低いなら、中盤の構成を見直す」といった改善を実施することが重要です。
事業紹介動画の制作ステップと進め方
実際に事業紹介動画を制作する際の流れを、ステップバイステップで解説します。
STEP1|企画・ヒアリング(期間目安:1~2週間)
事業紹介動画の成功は、このステップで決まります。制作会社と一緒に、以下を言語化します。
確認すること
- 対象者は誰か(営業用?採用用?)
- 伝える1つのメッセージは何か
- 動画の尺(1分?3分?5分?)
- 予算上限
- 納期
ここで曖昧なまま進むと、後々「こういう動画を想定していなかった」というズレが生じます。時間をかけて、企画を詰めることが何より重要です。
STEP2|構成・台本作成(期間目安:1週間)
ヒアリングの内容を踏まえて、制作会社が動画の構成と台本を作成します。
確認すること
- オープニング:3秒で核心を伝えているか
- メイン部分:1つのメッセージに絞られているか
- クロージング:次のアクション(問い合わせなど)につながっているか
この段階で、みなさんの承認が必要です。「想定と異なる」「もっとこういう表現がいい」といった修正は、ここの段階で行うことが、後の工程をスムーズにします。
STEP3|撮影・素材収集(期間目安:1~2日)
実際の撮影を行います。社員へのインタビュー、オフィス撮影、サービスデモ撮影など、動画の種類によって異なります。
撮影時の注意点
- 出演者の選定:経営者か実務担当者か、キャラクターが合っているか
- ロケーション:実際の業務環境での撮影が、説得力を高める
- 照明・音声:プロの機材を使うことで、品質が大きく変わる
撮影は1日で完了することもあれば、複数日かかることもあります。スケジュールに余裕を持って計画することが重要です。
STEP4|編集・修正(期間目安:1~2週間)
撮影素材を編集し、事業紹介動画として形にします。この工程が最も時間がかかります。
編集内容
- カット、つなぎ、トランジション
- BGM、ナレーション、テロップ挿入
- 色合い調整、効果音追加
- 複数案の提示
通常、制作会社は2~3パターンの編集案を提示します。みなさんから「この案で進めてほしい」という指示をもらい、さらに細かい修正を実施します。
STEP5|納品・運用開始(期間目安:数日)
最終版の事業紹介動画が完成し、納品されます。
納品時に確認すること:
- ファイル形式(MP4、MOVなど)
- 解像度(フルHDか4Kか)
- 使用ライセンス(商用利用可能か、改変可能か)
- 納品物に含まれるもの(編集ファイル、素材など)
納品後は、HPへのアップロード、営業メールへの組み込み、SNS発信など、運用を開始します。
事業紹介動画の制作費用と相場
事業紹介動画の費用は、「尺」「品質」「出演者」によって大きく異なります。
短尺動画(15~60秒)の費用相場
短尺動画は、SNS配信やYouTube Shorts用に最適です。フルサイズの事業紹介動画から派生させることも可能です。
費用相場:10~30万円
内訳の例
- 企画・ヒアリング:2万円
- 撮影(1日):5万円
- 編集・修正:3~10万円
- 修正対応:1~3万円
特徴
- 制作期間が短い(2~3週間)
- SNS向けなので、視覚効果を重視した構成
- 複数本作成する場合、1本あたりの単価が下がる傾向
中尺動画(1~3分)の費用相場
営業用、採用用としても活用できる、最も一般的なタイプです。
費用相場:30~80万円
内訳の例
- 企画・ヒアリング:3~5万円
- 構成・台本作成:5~8万円
- 撮影(1~2日):10~15万円
- 編集・修正:10~30万円
- 修正対応:2~5万円
特徴
- 制作期間が標準的(3~4週間)
- 営業資料の代わりになる情報量
- 複数の出演者やロケーションに対応可能
長編動画(5分以上)の費用相場
企業ブランディング用、YouTubeでの詳細説明用に最適です。
費用相場:80~200万円以上
内訳の例
- 企画・ヒアリング:5~10万円
- 構成・台本作成:10~15万円
- 撮影(複数日):20~50万円
- 編集・修正:30~100万円
- アニメーション、CG制作:別途(50万円~)
- 修正対応:5~10万円
特徴
- 制作期間が長い(4~8週間)
- 複数部門、複数シーンの撮影に対応
- ナレーション、音楽、効果音にこだわった完成度
費用に含まれるもの・含まれないもの
通常、制作費に含まれるもの
- 企画・構成
- 撮影
- 編集・修正(初回修正まで)
- 納品ファイル(MP4など)
別途費用がかかることが多い
- 追加修正(3回目以降)
- 高度なアニメーション・CG制作
- ナレーション(有名声優の場合)
- 音楽ライセンス料
- 字幕作成(多言語対応の場合)
制作依頼時に「何が費用に含まれるか」を明確にしておくことが、後のトラブル防止につながります。
制作費用を抑えるための3つのコツ
コツ1:既存の素材を活用する
「既に撮影している社内イベントの動画」「過去の営業説明会の映像」など、既存の素材があれば、新規撮影の費用を削減できます。制作会社に相談してみてください。
コツ2:複数本をセット発注する
短尺版1本+中尺版1本+SNS版1本、といった複数本をセット発注することで、1本あたりの単価が下がることがあります。
コツ3:修正回数を事前に決める
「初回修正まで無料、4回目以降は追加費用」といったルールを事前に決めておくことで、費用を予測しやすくなります。
事業紹介動画の成功事例と効果測定
実際に事業紹介動画を導入した企業の事例を、3つご紹介します。
事例1|B2B企業がHP掲載で商談数2倍に
企業属性:SaaS企業(従業員50名)
課題:HPの「サービス紹介」ページの離脱率が高く、問い合わせが月10件程度。営業資料での説明も時間がかかり、営業チームの負担が大きかった。
施策:HPの「サービス紹介」ページに、2分の事業紹介動画を掲載。営業メールの冒頭にも、同じ動画のリンクを貼った。
結果
- HPの離脱率:低下(滞在時間が平均3分から8分に増加)
- 月間問い合わせ数:10件 → 20件(2倍増)
- 営業メールの開封率:従来比150%
- 商談化率:上昇(実際に商談に進むまでの時間も短縮)
効果測定のKPI
- 動画再生回数:月平均100回
- 視聴完了率:75%
- クリック数(問い合わせリンク):月平均15クリック
事例2|採用動画導入で応募数が30%増加
企業属性:HR Tech企業(従業員30名、成長期)
課題:採用ページを見ても「実際の仕事内容が分からない」という理由で、応募を見送る候補者が多かった。月の新規応募数は5~10件程度。
施策:採用ページに、3分の事業紹介動画と社員インタビュー動画(複数人)を掲載。LinkedInでも動画コンテンツを定期発信。
結果
- 月間応募数:8件 → 12件(30%増)
- 応募者の質:「実務内容を理解した上で応募」という傾向が強まった
- 内定辞退率:改善(事業・企業理解が深い応募者が増えたため)
- 採用説明会での離脱:減少
効果測定のKPI
- 採用ページの動画再生回数:月平均80回
- 視聴完了率:80%以上
- LinkedInでの動画シェア数:月平均20シェア
事例3|営業メール内の事業紹介動画で開封率が改善
企業属性:コンサルティング企業(従業員100名)
課題:営業メールの開封率が10%程度と低く、営業資料をPDF添付しても見られていない傾向。営業説明に時間がかかり、営業担当者の疲弊が課題。
施策:営業メールの冒頭に、1分30秒の事業紹介動画(サムネイル付き)を埋め込み。「3分で分かるサービス紹介」というコピーを付けた。
結果
- 営業メール開封率:10% → 18%(80%増)
- 動画クリック率:15%(開封者のうち)
- 初回商談化率:従来比120%
- 営業説明時間:平均30分 → 15分に短縮
効果測定のKPI
- メール開封数:月平均200回
- 動画再生数:月平均30回
- 初回面談につながったケース:月平均5件
事業紹介動画の効果を測るKPI設定
事業紹介動画の効果を最大化するには、「どの指標を測るか」が重要です。以下の3段階で、KPIを設定することをお勧めします。
段階1:基本的な測定(必須)
- 再生回数:動画がどのくらい見られているか
- 視聴完了率:どのくらいの人が最後まで見ているか(目標:70%以上)
- 平均視聴時間:どのシーンで離脱しているか
段階2:行動に関する測定(営業用の場合)
- クリック数:動画から問い合わせページへ何人が遷移したか
- 問い合わせ数:動画視聴後の問い合わせ増減
- 初回商談数:実際に商談に進んだ件数
段階3:事業成果に関する測定(最終的な評価)
- 受注数:動画視聴をきっかけとした受注
- 受注額:売上への貢献度
- ROI:制作費用に対する売上貢献度
最初は「段階1」から始めて、データが揃ったら「段階2」「段階3」と広げていくことをお勧めします。
企業が事業紹介動画を制作する前に確認すべきチェックリスト
事業紹介動画の制作を検討している企業向けに、チェックリストを用意しました。
企画段階でのチェック項目
以下の7項目について、社内で合意を取ってから制作会社に依頼することが重要です。
☐ 対象者は誰か:営業用か採用用か、経営層か実務者か
☐ 伝える1つのメッセージは何か:複数の強みの中から、最も伝えたいことを1つに限定したか
☐ 動画の尺:15秒~60秒か、1~3分か、5分以上か
☐ 予算上限:いくらまで使えるか、明確か
☐ 納期:いつまでに完成させたいのか
☐ 出演者の確保:社員が出演する場合、スケジュール調整は可能か
☐ 配置場所:HPのどこに置くか、営業メールで使うのか、SNSで発信するのか
制作依頼時のチェック項目
制作会社と契約する際に、以下をしっかり確認してください。
☐ 費用の内訳:何が費用に含まれ、何が別途費用か明確か
☐ 修正回数:初回修正は無料?2回目以降はいくら?
☐ 納期:トータル制作期間はどのくらい?スケジュールは明確か
☐ 納品物の内容:MP4ファイルだけか、編集ファイルも含まれるか
☐ 使用ライセンス:商用利用可能か、改変可能か
☐ 出演者の同意:社員の顔出しについて、事前同意が取られているか
☐ 著作権:完成後の著作権は企業側か制作会社か
☐ サポート期間:納品後、困ったことがあったら相談できるか
納品後の運用チェック項目
事業紹介動画を活用し始めたら、以下をチェックして改善につなげてください。
☐ 配置場所は適切か:ターゲットが実際に見ている場所か
☐ 視聴完了率を確認した:70%以上に達しているか、低い場合は冒頭を改善
☐ クリック率を測定した:動画から次の行動に何%が遷移しているか
☐ 反響(問い合わせ、応募)の増減を確認した
☐ 営業チームからフィードバックを集めた:実際に使ってみての感想
☐ A/Bテストを実施した:複数のバージョンを試して、効果測定
☐ 定期的に改善を検討した:3ヶ月ごと、最低でも半年に1回
事業紹介動画についてよくある質問(FAQ)
Q1|事業紹介動画の制作期間はどのくらい必要?
A:制作期間は、動画の種類によって異なります。
- 短尺動画(15~60秒):2~3週間
- 中尺動画(1~3分):3~4週間
- 長編動画(5分以上):4~8週間以上
最も時間がかかるのは「編集・修正」のステップです。冒頭でしっかり企画を詰めることで、後の工程がスムーズになり、全体の期間を短縮できます。
ただし、撮影に社員が出演する場合は、社内スケジュール調整に時間がかかることもあります。余裕を持った計画をお勧めします。
Q2|事業紹介動画の効果が出るまでにどのくらい時間がかかる?
A:これも企業や用途によって異なりますが、目安は以下の通りです。
- 1ヶ月目:視聴数が徐々に増える、アクセス解析で視聴完了率が把握できる
- 2~3ヶ月目:問い合わせや応募数の増減が見え始める
- 3~6ヶ月目:実際の商談化率や受注への影響が明確になる
重要なのは「長期視点」です。事業紹介動画は、制作して1週間で劇的に効果が出るものではなく、継続的に活用し、データを集めて改善していくことで、初めて大きな成果につながります。
Q3|撮影に社員が出演する場合、スケジュール調整は大変?
A:はい、スケジュール調整は想定以上に時間がかかることがあります。
社員出演の場合、以下のような課題が発生することが多いです:
- 撮影日の調整:複数社員のスケジュール合わせ
- 事前練習:台本を読み込む時間
- 本番当日:実務を休んで撮影に参加
対策としては
- 撮影日を「全社会議」のように事前告知し、確実に時間を確保する
- 出演社員数を「最小限」に絞る
- 複数日に分けて、少人数ずつ撮影するスケジュール
など、事前の計画が重要です。
Q4|修正対応は何回まで無料?追加修正の費用は?
A:これは制作会社によって異なるため、契約時に必ず確認してください。
一般的な対応
- 初回修正:無料(「初回修正まで」と明記されることが多い)
- 2回目以降:1回あたり数万円(追加費用)
ただし、「修正」と「新規追加」の線引きが曖昧なことがあります。例えば:
- 「テロップの文字を変更する」→ 修正(無料)
- 「新しいシーンを丸ごと追加する」→ 新規制作(費用発生)
契約書では「修正は初回までで、以下は修正に該当しません」といった項目が明記されることがあります。事前に制作会社と詳しく話し合うことが、後のトラブル防止につながります。
Q5|完成後、事業紹介動画をどこに配置すれば効果的?
A:配置場所は、動画の種類と目的によって異なります。
営業用事業紹介動画の場合
- ホームページのファーストビュー → 訪問者全員に見られる可能性が高い
- 営業メールの冒頭 → 営業初期接触で視聴を促す
- 提案資料内 → 営業提案の説得力向上
採用用事業紹介動画の場合
- 採用ページのトップ → 求職者の企業理解を促進
- 採用説明会での冒頭 → 求職者のモチベーション向上
- LinkedIn、YouTube → 社外への認知拡大
SNS用短尺動画の場合
- YouTube Shorts → 短尺動画に最適化されたプラットフォーム
- TikTok、Instagram → 若年層へのリーチ
- LinkedIn → ビジネスパーソンへのリーチ
配置場所によって、視聴者層が異なります。「誰に見せたいのか」に応じて、複数の配置場所を組み合わせることをお勧めします。
Q6|複数の事業紹介動画を作る場合、セット価格はある?
A:ほとんどの制作会社では、複数本セット発注の場合、割引が適用されます。
例
- 1本目:50万円
- 2本目:40万円(10万円割引)
- 3本目:30万円(20万円割引)
セット発注のメリット
- 撮影を同日に行うことで、スケジュール調整の手間が減る
- 編集素材が共通化される部分が多いため、制作効率が上がる
- トータル予算を削減できる
複数本の制作を検討されている場合は、「セット価格はありますか?」と、あらかじめ制作会社に相談することをお勧めします。
まとめ|事業紹介動画は営業プロセスの新しい選択肢
事業紹介動画は、単なる「営業ツール」ではなく、企業の営業プロセス全体を変える可能性を持っています。
営業資料では20~30分かかる説明が、事業紹介動画なら3~5分で完結します。採用ページでは文字と写真だけだった企業紹介が、動画なら視聴者の心に「印象」として残ります。複雑な事業内容が、短い尺でシンプルに理解されます。
実際に導入した企業の中には、商談数が2倍になった、採用応募数が30%増加した、営業説明時間が大幅に短縮されたという成功事例が数多くあります。
もし「営業資料では複雑さが伝わらない」「営業説明に時間がかかりすぎている」「採用活動をもっと強化したい」といった課題をお持ちでしたら、事業紹介動画の制作を検討する価値は十分あります。
事業紹介動画の制作について、まずは相談してみませんか
事業紹介動画を作ることで、「営業効率が上がるのか」「採用活動が改善されるのか」「実際いくらかかるのか」——こうした疑問は、企業それぞれで異なります。
弊社では、企業の課題に応じた事業紹介動画の企画から制作までを、一貫して対応しています。
特に以下のようなご相談が多いです
- 「営業資料では説明しきれない複雑な事業内容を、シンプルに見せたい」
- 「営業説明の時間を短縮して、提案時間を増やしたい」
- 「採用ページの離脱率を改善して、応募数を増やしたい」
- 「HP訪問者の理解度を高めて、問い合わせを増やしたい」
事業紹介動画の企画・制作にあたっては、みなさんの事業の本質を理解した上で、「何を伝え、何を削るか」を一緒に設計します。営業資料には決して生まれない「人間的な説得力」を持つ動画をお作りします。
まずは、お気軽に無料相談からお始めください。事業内容や課題をお聞きした上で、事業紹介動画で成果を出すための具体的なプランをご提案させていただきます。
事業紹介動画について相談する → https://business-accel-movie.com/contact/

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