営業の鉄則は動画制作にも通ずるのか?

こんにちは、DOUGABITOです。

私は営業出身ということで営業の鉄則やコミュニケーション術なども学んできたわけですが一つ疑問に思ったことがあります。

それが・・・

「営業の鉄則 モノ(サービス)を売る際は機能面ではなく情緒面を売る」というのは動画制作にも言えることなのか?

ということ。

まず先にこの「モノ(サービス)を売る際は機能面ではなく情緒面を売る」ということを説明させていただきます。


機能的価値と情緒的価値とは?


モノの価値には機能的価値と情緒的価値というのがあります。
機能的価値というのはモノの性能やスペックのことで
情緒的価値というのはそのモノを使った時に得れる効用や満足感
のことです。

これをわかりやすく求人広告に当てはめてみましょう。

まず機能的価値は

  • 掲載費
  • 掲載期間
  • サポート体制
  • サービス内容

など主にHPや資料から得られる情報が多いです。

そして情緒的価値

  • サービスを受けることによって採用のノウハウを獲得できる。
  • それによって人事部としての地位向上、採用文化を会社にも植え付けることができる。
  • 採用目標に達すればより事業が活発化するので今まで人員不足でできなかったことも展開できるようになる。

というようなものになります。

そして顧客に売り出す価値として効果的なものは情緒的価値になります。
これは顧客が関心を寄せるのがこれを使ったらどうなるかということだからです。


この鉄則は動画制作に当てはまるの?

ではこの鉄則は動画制作にも当てはまるのか?
結論からお話しすると当てはまります。

結局、動画制作も目的がありその目的は動画を見てもらうことではなく、使ってもらうことです。
じゃあサービスを知ってもらって使ってもらおうと思ってもらうためには顧客が関心を寄せることのアピールもしていかなければなりません。

かといって情緒的価値のみを動画化しても効果的ではないと思います。
営業であればアポイントを取る際にある程度、機能面は説明をしているので商談の際には機能面より情緒面を多くアピールすることはできます。

しかし動画の場合、必ずしもサービスを知っている方ではありません。
機能面をアピールすることも大切な要素になりので考えなければいけないのは

動画の尺内での機能的価値と情緒的価値を押し出すバランス

になります。

構成やデザインを考える際はここを念頭に入れながらかっこいい動画を作るのではなく伝わる動画を作らなければいけません。

例えば構成(ナレーション部分)でバランスを取るでもいいですし、
構成で機能面が多かったら、イラストの部分で情緒面を感じられるようにするなど工夫するといいでしょう。


まとめ

今回は営業の鉄則は動画制作に通ずるのかを考えてみました。
結局、営業も広告動画も本質的には共通する部分が多くあるので鉄則も通じますね。

構成を作る際は機能面と情緒面を意識しながら制作するとワンランク上の動画が出来上がるので参考にしてみてください。

お読みいただきありがとうございました!

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