【フォントの選び方】テキストはフォントで印象が変わる。

こんにちは、DOUGABITOです。

今回のお話は動画のテロップやデザイン内のテキストのフォントをどのように選べばいいかというお話です。

おそらく周知の事実と言いますか、皆さんも体感で分かっているかと思うのですがテキストのフォントは視聴者に自社サービスのイメージを伝える一つのツールです。

可愛らしいフォントを使えば癒しや女性らしい印象を与えられますし、力強く太めのフォントであれば男らしさを伝えられます。

しかしフォント選びを間違えてしまい動画のイメージと違うフォントを使ってしまうと違和感が生じ視聴者は動画の内容が頭に入らなくなってしまいます。

またフォント選びですがバラエティ系の動画や「可愛らしく」や「怖い」など振り切った内容であれば選びやすいのですがビジネス系だと結構、選び方が難しくどれを使えばいいのだろうという状況に陥ってしまいます。

そこで今回はどのようにしてフォントを選べばいいかをオススメのフォントと共に紹介したいと思います。



明朝体とゴシック体、セリフ体とサンセリフ体


まずフォントは日本語書体と欧文書体で分けられ、さらに

日本語書体
 →明朝体やゴシック体


欧文書体
 →セリフ体やサンセリフ体


に分けられます。
そして、それぞれの特徴は下記になります。

・明朝体
 横線に対して縦線が太く、横線の右端や曲がり角の右肩に鱗があるのが特徴
 長文でも読みやすく、フォーマルな印象を与えやすい

・ゴシック体
 線の太さがほぼ均一で、ウロコが全く、あるいはほとんどない。
 視認性や可読性が高い書体。線が太ければ力強い印象を与える。

・セリフ体
 端にセリフ(装飾)がある書体。縦線より横線が細いものが多い。
 長文でも読みやすく本文でも使いやすいものが多い。

・サンセリフ体
 線の太さがほぼ均一で、セリフがないのが特徴。
 視認性や可読性が高く、カジュアルな印象の書体が多い。
 グロテスク体とも呼ばれる。

※見てわかる、迷わず決まるフォントのアイデア マネするだけでセンスのいいフォント(見てわかる、迷わず決まるシリーズ)より引用

ターゲットや視聴者に与えたいイメージで選ぶ


フォントの選び方としてはサービスのイメージやターゲットによって変えます。
法人向けのサービスなのか、一般向けのサービスなのか?
男性向けか女性向けか?

与えたいイメージは高級感なのか、硬いイメージがあるので身近に感じてもらいたいのか?

このような感じで一度、書き出してみると方向性が出てきます。
それがわかったらフォントを選びましょう。

また動画の種類によってもフォントが変わってきます。

例えば会社説明のように動画内に長い文章が出てくるものだとゴシック体より明朝体の方が読みやすくなります。
明朝体の代表的なものを使うのもいいですし、明朝体の中でも長い文章を読ませるのに適したフォントというのも存在します。

逆にサービスPRのアニメーション動画のようにイラストメインの場合はゴシック体の方が印象的に映ります。

おすすめのフォント


ではここからはおすすめのフォントを紹介していきます。


NotoSans CJK

基本的にはこのフォントを使って制作をすることが多いです。
フォントの太さも種類が多く背景の色や動画の雰囲気にも合わせやすいので使い勝手がいいのがオススメポイント。
迷ったらこれにしておけば大きく間違わないかなと思います。


柔和ゴシック

PR動画だけど少し柔らかさが欲しい時に重宝します。
角が丸みを帯びているので少し雰囲気を柔らかくしてくれるかつ丸すぎないので動画の雰囲気を破壊せずいい感じに仕上がります。
女性向けサービスや一般向けのサービスにも使えます。

クレー

上記二つはゴシック体でしたがこのフォントは明朝体なのでおしゃれな雰囲気を出してくれます。
線も細く読みやすさも上がるため長い文章を動画に組み込みたい時にこのフォントを使うと読みやすくなります。
実写映像に合わせることが多いです。

Anton

こちらはサンセリフ体のため、英語表記になります。
スタイリッシュなためグラフの年代の数字やイラスト内での英語表記によく使います。
営業資料に使ったりするといい感じにかっこよくまとまります。



まとめ

フォントは動画の雰囲気を決めかねない重要なものになります。
行ってしまえばフォントでサービスの印象を与えられるといっても過言ではありません。

しっかりと伝えたいターゲットやイメージを固めた上で合うフォントを選んでみてください。

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